エッセイ

【Amazon audible】1ヶ月体験してみた。微妙だったけどありっちゃあり。

audible、ありっちゃあり。
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どうも、とんこです。

僕は聞き間違いが多すぎる人間です。
そして、少しでも周囲に雑音があると正確に聞き取れる確率が3割を切ります。

現在は病名があるらしいのですが、それはまた別のお話。

そんな聞き取り能力に難ありな僕ですが、7月の初めにAmazon audibleに登録しました。いわゆる聴く読書というやつですね。
オーディオブックに興味があるけどいまいち一歩踏み出せない人は多いはず…!

ということで約1ヶ月の間で3冊利用してみましたが、ここいらでaudibleの使用感について綴ってみようと思います。
迷っている方は参考にしてみてください。

結論としてはありっちゃあり。

まだ1ヶ月で3冊しか利用していないのに偉そうな言い草ですが、使い方によってはありっちゃありなのかなぁというのがこの1ヶ月利用してみた感想です。

もちろんまだまだ課題は多いように見受けられます。
用意されているタイトルはもっともっと増えてほしいし、1ヶ月1500円をよしとするかどうかについては人の考え方によりますね。

利用してみて最初に感じたのは、思ったより聞きやすい!でした。

利用前に想像していたのはいわゆる音読でした。
そう、小学生の時に国語の教科書で散々やったやつ。
感情を込めずにただひたすら文字を読み上げてくれているものだと思っていました。

ですが実際に蓋を開けてみると、音読ではなく朗読でした。これは嬉しい誤算!
(audibleのページにはそこそこの大きさで朗読と記載されているんですけどね…しっかりと見逃していました)

ナレーターの方はしっかり感情を込めて読んでくれていますし、登場人物によって声色を変えてくれているので、聴いているだけでも誰が話しているのかは案外理解できます。

ライトに読書を楽しみたい人の選択肢としてうってつけだなぁという印象が残りました。

単体で利用するには慣れとコツが必要。

利用してみてやっぱりなと思った部分ですが、聴くだけだと案外記憶に残らないものです。
もしかしたら割と共通認識となりつつあるかもしれませんが。

これは僕なりの読書の楽しみ方ではありますが、読み終わった後に「あそこのシーンがよかったなぁ…」と一部分を切り取って読み返す時間が楽しかったりします。

ただ、聴く読書となると誰がどのようなセリフを言ったかも曖昧になってきましたし、心が動いたシーンがどのページにあるかもわからず、僕なりの楽しみ方が全くできないのは少し残念だなぁと感じました。

なんならサラッと聞き流してしまうことが多く、心がそこまで動かなかった気がします…文字を追っていたら結果は違ったのかな…?

あとは、やはりaudibleを利用している最中は、手持ち無沙汰になってしまうので何かと手を動かしたくなります。

パソコンで何か作業をしたり、家事をしてみたりなど…

そうすることでいつの間にか聞き逃していて、今なんの話をしているんだ?と混乱してしまう場面が幾度もありました。

その度に少し戻してまた聴き逃して…を繰り返していつの間にか想定より大幅に時間がかかってしまいました。
(これに関しては僕が聴く読書に慣れていないだけなのかもしれませんが…!)

僕は本を両手で持つことによりそれ以外の全てを遮断し、本を読むことしかできない拘束された時間が好きなんだなぁと再認識しました。

ペースメーカーとして利用するのはありよりのあり。

kindle and audible

1冊目の利用では頑張って聞き終えたけどほぼ頭に残らず…という結果を残してしまいました。

そこで、今度は実際に本を手元に用意して、同時進行でaudibleを利用してみる作戦を決行しました。

これが大当たりでした!!!

僕は本を読んでいる際、1冊の中でページをめくる手が止まらない時もあれば、少し展開に飽きてなかなかページが進まないシーンもあります。
audibleで聴きながら文字を追っていると、少しだれている時でも一定のスピードで読み進めることができ、ここがまさに真価を発揮しているなと感じたポイントです。

実は7月に読書スランプを味わっていたのですが…audibleをペースメーカーとして利用したことによって、読書のペースが戻ってきたという経験をすることもできました。

読書スランプや速度保持には強い味方になってくれるなぁと強く強く実感です!

こちらの記事でもaudibleについて少し触れております。

目では文字を追って、耳では朗読の声を聴く。
読むだけよりも確実に頭に残り、何よりも強く印象に残ってくれます。

ナレーターの方の演技力が自分の想像力を底上げしてくれるのです。
想像力の欠如した僕にはドンピシャで力になってくれました。

下の2つの記事は実際に目で文字を追いながらaudibleを利用した書籍の推し紹介です。
あまり参考にならないかもしれませんが、心なしかいつもよりも推し紹介の記事が書きやすかった気がします。

終わりに。

まとめると、audible単品での利用には少し難ありだが、ペースメーカーとしての利用はあり、というお話でした。

ただ、ペースメーカーのために月額1500円の価値があるのかな…?というのは疑問です。

書籍代+1500円…何よりも自分が読みたい作品がaudible対応しているとは限りません。

しかしながら、プロのナレーターによる朗読は想像力を広げてくれるのもまた事実です。
聞き間違いの多い僕でも集中すればしっかりと聞き取って文章を咀嚼することができました。

文字を追うのは億劫だけどなんとなくストーリーは掴みたい方や、ながら作業で意識半分で耳にする程度で申し分のない方だったりなど、気軽に読書を楽しみたい人にとってはベストになりうるかもしれません!!!

ですが読書にこだわりのあるあなたは、自分が読書に何を求めていて、それを実現するのにaudibleが必要かどうかを精査する必要がありそうですね。

僕は読書スランプが訪れた時に1ヶ月だけ1500円を支払い、読書のペースを取り戻すという利用方法を取ることにしました。この利用方法については自分に合っていて価値があるなと強く感じました。

ここまで書いてきて結局その結論かいと思われるかもしれませんが、一度体験してみないことには始まりません。
散々偉そうに書いてきましたが、初めてオーディオブックを聞いたときは正直感動しました。

大抵1ヶ月無料キャンペーンなどを実施しているかと思うので、無料体験をしてみてaudibleがいかほどのものなのか実際に体験してみてください!

ABOUT ME
とんこ
本の感想や意見を書くのは苦手ですが、好きになった登場人物について語るのが大好きです。 元気に推しを布教していきます。