みなさんのお好みの読書スタイルはなんでしょうか?
カフェ内にて流れる軽快なBGMとほどよい喧騒の中、カフェオレを少しずつ飲みながら。
-しん…と聞こえてくるほど静寂に包まれた図書館でゆったりと。
自宅で好きな香りに包まれ、一番リラックスできる部屋で、好きな曲を流しながら。
読書スタイルは様々で、人によって集中できる環境は異なると思います。
今回、私の読書スタイルにぴったりなワイヤレスイヤホンを発見し、読書体験が著しく向上したため、ご紹介いたします!
私の好む読書環境とイヤホン
私が読書中のイヤホンを重視する理由は、自宅での読書スタイルにあります。
オーケストラやピアノなどのクラシック音楽をBGMに、
書斎の椅子で読み、寝室のベッドに移動して読み、ダイニングの少しかたい椅子で読み、ほんの少し移動してリビングにある人をダメにするクッションに横になって読み…
といった感じで、クラシック音楽を聴きながら少しずつ場所を変えて読むのが一番集中することができます。
(ちょこちょこ移動してるのを集中できていると言えるのかは謎ですが…笑)
環境音で集中力が乱れるためスピーカーで音楽を聴くわけにもいかず、長時間つけたままにしておくのでヘッドホンも少し合わず…移動の際にコードが煩わしく感じるので有線のイヤホンも避けたく、ワイヤレスイヤホン一択となったのでした。
今までは読書中のイヤホンは「Google Pixel Buds A-Series」や「AirPods Pro」、「BeatsX」を使用してきました。
これらのイヤホンは手軽で汎用性も高く多くのシーンで活躍できていましたが、オーケストラやクラシックを聴いて読書に集中するためのイヤホン…といったニッチな目的を考えると物足りなさを感じていました。
そんななか出会ったのが、日本の高級イヤホンメーカーのfinalというブランドが出している「ZE8000 MK2」でした。
ZE8000 MK2の良さとは?
まず大前提にですが、私はYouTubeでイヤホンレビューをしている方たちや、ブログでイヤホンやヘッドホンの紹介を専門にしている方たちほど耳は肥えていません。
100均イヤホンだと音楽を聴くのは厳しいな…というのは理解できますが、1000~2000円を超えたあたりからあまり違いがわからないのが現実です。
そんな私でも、final ZE8000 MK2を初めて使用した時の衝撃は今も鮮明に覚えています。
事前にあらかたレビューなどには目を通していたため、オーケストラを聴くとすごいんだぞ!というのは知っている情報でしたが、まさかここまでとは…!
オーケストラを流した時の音の立体感や響き・音質は、他のイヤホンと比べると一線を画しており、各楽器の音も一つ一つ丁寧に聴こえてきます。
広大なコンサートホールに足を踏み入れたような臨場感があり、繊細な高音もずっしりとした低音もリアルに届いてきます。
前述した「Google Pixel Buds A-Series」や「AirPods Pro」などもオーケストラを聴くには申し分ないと感じていましたが、ZE8000と比較した時の違いに驚きました。
それほど各楽器の音色が自然で、主張が強いわけでもないため、今までより集中して読書することができました。
また、音色だけではなくノイズキャンセル機能も私にとっては非常に優秀でした。
AirPods Proのノイズキャンセリングは非常に強力で、完全に周囲の音を遮断できてしまうため、読書中は逆に落ち着かないこともしばしばありました。
一方でZE8000 MK2のノイズキャンセリングは控えめだったため、
曲を流れているいる時から曲が終わって次の曲に入るまでの静寂、すべてにおいて絶妙な心地よさを覚えました。
一般的なイヤホンユーザとしてはノイズキャンセル性能は高い方がいいと思います。
ですが私の自宅内で使用する読書中イヤホンという条件下では、優秀すぎるノイズキャンセリングは逆に妨げになってしまうようで、そこも私の感覚や環境にマッチしていました。
デメリットも気にならなかった
このイヤホンは見た目が特徴的です。
写真を見ていただくと分かる通り、やや大きめのデザインです。
外出時に使用するとなると人目が気になる方もいらっしゃるかもしれません。
私もイヤホン等のデザインは音質などの性能面の良さもそうですが、人に見られた時に少しでも気になる点はないか、使っていてテンションが上がるかも重視するため、正直この見た目はデメリットと捉えてしまいます。
しかし、私は「読書専用イヤホン」と割り切っているため、そこのデメリットは問題ありませんでした。基本的に自宅でしか読書もしないので人目を気にする必要はありません。
また、一部のレビューで以下のような声を見かけました。
「ZE8000 MK2」はMK2とあるように、「ZE8000」という前作があります。
前作はよりオーケストラに特化した音質で賛否両論のイヤホンだったようです。
前作と比較して良くなりはしたが、J-POP等の音楽を聴く時は他のイヤホンの方が良いという声もありました。
「へぇ〜なるほど…そうなんだ!」と納得しつつ、先ほども記載した通り…私の耳は肥えていないことやクラシック音楽を主に聴くということもあり、
一応J-POPなどの曲も聴いてみましたが私自身は全く気になりませんでした(良いことなのか悪いことなのか…)
イヤホンやヘッドホンが大好きで様々な種類を持ち合わせている方視点ではそのように感じる…と参考程度に思っていただけると良いかと思います!
終わりに。
final ZE8000 MK2との出会いは、私の読書体験を大きく変えてくれました。
オーケストラやクラシック視聴している時の音の広がり、静かになりすぎない心地よいノイズキャンセリング、そして長時間の使用でも耳が疲れない快適性。
どれをとっても、読書のお供として私は理想的な性能だったと感じております。
万人向けとは言えないのかもしれません。
外での使用を躊躇う人もいると思いますし、特定のジャンルの音楽にはあまり合わないという評価もあります。
ですが、私の場合においてはこれ以上ないイヤホンだったなと断言できます。
もしあなたが、音楽と共に読書を楽しむ時間を大切にしているのであれば、このイヤホンを試してみてはいかがでしょうか。
音楽と読書のハーモニーが、あなたの読書生活を彩ってくれるはずです。
そして何より嬉しいのが、finalのイヤホンはふるさと納税の返礼品にあります!
finalのイヤホンは還元率も高いので、非常におすすめです。
もしただ購入するには少し高く感じるな…と考えているのであれば、ふるさと納税を検討してみてはいかがでしょうか!
私もふるさと納税で購入しました。
2週間ほど経ってから手元に届いたので、数ヶ月待たされるようなことはないかと思います!